・2022年10月30日(日)13:30~15:00
・加治木市陶夢(トム)ランドにて
・参加者:知的障害を持つ子どもたちと保護者40名
・ファシリテーターチーム:もりぶー、きゃおりー、しほ、あんじー
・ご依頼:障がい児の放課後・長期休暇を豊かにする会
2017年から毎年1.2回のご依頼をいただく地域の障がい児支援のためのドラムサークル。
参加者はもうお馴染みのリピーターさんたちばかり。もりぶーの顔を見ただけで笑みがこぼれ、ハイタッチ。保護者の皆さんももりぶーたちファシリテーターチームをあたたかく迎えてくださり、子どもたちを優しく見守りながらドラムサークルに積極的に参加してくださいます。
なので今回のFインテンション(ファシリテートする意図)は、ズバリ!
何もしない。
で、サークルに向かいました。
もりぶーはベースドラムをゆっくり静かに叩きながら、場の変化を読み解いていきました。
いつのまにかサブファシリテーターきゃおりーが自然とセンターインし、テンポとリズムを整えていくと・・・もりぶーはとーっても氣持ち良くなって、、、ベースドラム叩きながら・・・なんと、寝むってしまいました。。ドラムサークルやってきて18年、こんな経験は、はじめてでした。
きゃおりーによるランブルエンドで目が覚め、氣をとりなおしてセカンドセッションに。
するとなんたる躍動感あふれるリズム楽園ぶり!参加者40名の半数は知的障害者、半数はその保護者さんママたちです。それがもの凄いグルーブ感あふれるリズムを叩き出し、もりぶーはノリノリでベースドラムを叩きながらも冷静に・・・
どこでとめるか・・・
のタイミングをはかってました。そして全体を一氣にカットすると、
はぁ、つかれたー
の声。はい、もりぶーもつかれました。その疲れを癒すかのようにサブファシリテーターしほのマザードラムによるスロードラミングセッション。コレも実に氣持ち良く心地よく、みんなの身体が自然と左右にゆらゆら~ゆらぎのリズムを奏でていました。
そして最後はハッピーハロウィンのうたづくりからのメロディックセッション。
もうなんと表現したらいいか・・・
美しすぎる自由な音の交換リズム楽園。
もうずーっとこのまま終わりたくない心地よさの極致。
ドラムサークルファシリテーターを志し、コレを志事にしてほんと良かった。と思える即興音楽セッション。
氣づけば、きゃおりーの癒しリズムから、もりぶーの躍動リズム、そしてしほのマザードラムからのハッピーハロウィンセッションでエンドと、見事なまでの起承転結ぶり。何もしないノープランファシリテーションがココまでキレイにまとまるのは、もりぶーのF現場2,000件にのぼる長年の経験からくるスキル&マインド!だけでなく・・・(笑)、、そこが保護者のみなさんがこの会でつくられてきた安心と安全の場だから、と思えました。
終わると、楽器を片付け消毒しながら、たくさんの子どもたちがあいさつにきてくれて・・・
また来年会おうね!
とーってもほのぼのとした心地よさにまとわれ、帰路、鹿児島に不慣れな新人ファシリテーターあんじーに夕陽に照らされた美しい桜島を見せて帰りました。ドラムサークル前にいただいた会場近くの龍門の滝そうめん流しも美味しかったし!
リズム楽園鹿児島の旅はいかがでしょうか!?(笑)
リズムコミュニケーターもりぶーは、全国のドラムサークルによるコミュニティづくりをサポートします。ご相談ください。
筆者:リズムコミュニケーター 森田孝一郎(もりぶー)
ドラムサークルファシリテーター、ドラム&リズム感コーチ、リズムdeワンチームビジネスコーチ、ニコリハリズムヘッドトレーナー、リズム講演セミナー講師、リズムイベントプロデューサー、ジャズドラマー
著作:「リズムdeスマイル(^^)/」「薩摩青春ジャズ帖 Keep Swingin'」「脳卒中の楽しみ方」 <<Amazonにて絶賛発売中
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