top of page

【印象】令和7年度小規模校支援事業@霧島小学校ドラムサークル

・2025年5月21日(水)10:25~12:05

・霧島市立霧島小学校体育館にて

・参加者:全校生徒42名+先生方

・ファシリテーター:もりぶー・きゃおりー・みんちゃん


鹿児島県内の小規模校の文化芸術体験格差を無くそう、

と、NPO法人かごしま子ども芸術センター様が毎年取り組んでおられるクラウドファンディング事業5年目の今年、第1回目が霧島小ドラムサークル

光栄です!

それを物語るような恵みの雨・・・

そして全校生徒40数名が体育館におそるおそる入場

自由に音出していいんだ!っとワカルと、

ファシリテーター魂に火がつくカオス(混沌)へ・・・


うん、この子たちはなかなか一筋縄ではいかないゾ


前半の早い段階でメインファシリテーターを

きゃおりーからもりぶーにバトンタッチ

ベースドラマーを根氣づよく鼓舞し

全体と個へ愛コンタクトをおくりつづけます。

写真提供:NPO法人かごしま子ども芸術センター様

ボディランゲージで伝えつづけたのは・・・聴くこと


すると前半終了間際には

ボリュームを抑えた中に美しい調和のドラムアンサンブルがあらわれました。


休憩もそこそこに


後半の座席決めゲームを促すと、なんと!

みんな自主的に手をつないでまん丸に

20年近く学校でドラムサークルやってきて

こんなことはじめてかも・・・笑 理想的なコミュニティのカタチ

しかし1年生から6年生までみんないる2校時つかったドラムサークル、

高学年生徒たちはズンズンもりあがり、低学年児童たちはツカレが・・・

そこで全体ボリュームを自然にフェードアウトして浮かび上がった

大自然の雨音、レインドロップドラミング・・・・・ffフォルテシモ!

ココから「聴くこと」をしっかりコトバで伝え

プレイ(たたく)&ブレイク(やすむ)♪

ブレイクに生まれる音のスペースに聴こえてくる対話の音

そして愛と平和、笑顔の輪につつまれた感動のレイヤーアウトエンディング


一言ふりかえりで出てきた言葉は、

音楽・ゆずりあう・氣持ちいい・音・楽しい・輪・リズム・笑う・感じる・笑顔・友情・心・ひとつ・ドッカーン・LOVE・ドラム・ラヴ&キュート・希望・元氣・愉快・ゆったり・ウレシイ・・・

このドラムサークルがはじまる前は

全校生徒40数人と先生方という構成に、理想的な即興音楽像を思い描いていました。

しかし、はじまってみると予想以上に手ごわいカオス状態

そこを乗り越えての前半終了間際の超絶美しいドラムアンサンブルと

休憩終了時の手つなぎの輪に感動したら・・・

後半の集中力に高学年と低学年のギャップ

そこでコトバにより「聴くことは休むこと」を提示してからの変化


終了直後は正直、この波の振れ幅の大きさにヘトヘトに。。

どちらかというと「前半のカオス」と「後半のつかれのギャップ」、

そして「メロディック楽器をつかった音楽的領域に行けなかったこと」につよい印象が残りました。

しかし、記録用動画を通して見ると

「カオスからのトータリティ」「コトバによる音の対話への理解」「手つなぎの輪の美しさ」と「楽しかった!以外の自由なコトバがたくさん出た一言ふりかえり」につよい印象が変化

さらに、報告書を書きながら、

「ドラムサークルは良い演奏をすることが目的ではなく、人と人とをつなぐことが目的であること」

に印象が最終帰結しました。

写真提供:NPO法人かごしま子ども芸術センター様

氣づかせてくれた子どもたちに感謝

ありがとう!

また一緒にドラムサークルを楽しもうネ!


筆者:リズムコミュニケーター もりぶー(森田孝一郎)

ドラムサークルファシリテーター、ドラム&リズム感(幹)コーチ、リズムdeワンチームビジネスコーチ、ニコリハリズムヘッドトレーナー、リズム講演セミナー講師、リズムイベントプロデューサー、ジャズドラマー、エイトビート特訓


Comments


Rhythm Heart with your smile

bottom of page