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執筆者の写真孝一郎 森田

【重ねること】Three Peaces +1 plays Gershwin



・2024年8月3日(土)19:00〜21:55

・鹿児島市天文館JAZZ SPOTリレットにて

・お客様:20数名

・出演:黒松錬太郎(ピアノ)松屋裕介(ベース)

    森田孝一郎(ドラム)藤田香織(ゲストボーカル)

・主催:JAZZ SPOTリレット



 ジャズドラマーもりぶーとして、この天文館で活動はじめてもうすぐ40年。

 この街で演奏することを学ばせていただいた先輩方には、ベースの松元龍宏さんやピアノの中山秀樹さんなど、すでに鬼籍に入られた方々も。

 そんな中、昨年、天文館の老舗JAZZ SPOTリレットが、先代オーナーで国内トップクラスの人気と実力を誇るジャズボーカリスト、リレットから、その愛娘で同じくジャズボーカリストのエミリーにオーナー業を継承。


 もりぶーは、リレットさんやその夫でギタリストのリレット元マスター古川さんともこの街で、40年近くジャズ経験を積ませていただいた。

 そんなご縁もあり、エミリーが店を継ぎ、鹿児島ジャズシーンの活況をみんなで盛り立てたい、という思いにつよく共感、昨年より数回にわたりライブイベントを企画制作し、ドラマーとしても出演してきました。


 そのひとつの集大成が、今ココにあるThree Peaces というピアノトリオ。

 かごジャズシーンにおいて20代ミュージシャン若手躍進の推進力的ピアノの黒松錬太郎さんと、同じくかごジャズシーンの屋台骨的ベースの松屋裕介さん、そしてドラムバカもりぶーの3人に、もりぶーイベントには欠かせないきゃおりーことボーカルの藤田香織さん。



 Three Peaces は3つの平和。

 その3つは自由と博愛、そして平等

 ジャズという音楽には、その自由表現の即興音楽で、この100何年かに渡り先人たちが奏で続けてきた思いが詰まっています。

 その系譜の流れのまさしく今、Now's the time!

 ココにThree Peaces というピアノトリオが、ジャズ生誕のニューオリンズと同じ北緯30度の鹿児島にあるのです。


 5月、6月、そして今回と3回目のライブ。

 ジャズ先人へのリスペクトというテーマを持ったThree Peaces

 1回目はモダンジャズの開祖チャーリー・パーカー、2回目はジャズ界の奇人変人にして大作曲家ピアニストのセロニアス・モンク、そして今回はスタンダードナンバーの大家ジョージ・ガーシュウイン特集でした。


 strike up the band, love is here to stay, I love you porgy, s'wonderful, the man i love.......


 お盆を前に、太平洋戦争真っただ中の昭和10年代・・・

 こんなにも美しく穏やかで愛と平和に満ちた楽曲群が、当時の敵国アメリカで量産されていたという現実に思いを馳せながら演奏しました。

 そんな思いをバンドメンバーはもちろん、お客様方とも共有しながら。。


 3回目のライブにして、くだらない冗談とともにメンバー同士の音のコミュニケーションも深まり、演奏中の愛コンタクトで、音量の変化(ダイナミクス)、アドリブフレーズのアクセント、音で対話するかのようなやりとりなど、息の合う演奏が出来て来ました。

 前回からゲスト参加している、ゴスペルシンガーからジャズボーカルチャレンジの藤田香織さんの成長過程を楽しめるのもこのバンドのライブのお楽しみ。。


 次回は9/14(土)売れっ子ピアノ黒松さんのトラ(代役:エキストラ)になんと松本圭使さんを迎え、秋のジャズナンバーをお届けします。


 Now's the time.

 まさしく今、Three Peaces というピアノトリオが、ジャズ生誕のニューオリンズと同じ北緯30度の鹿児島にあります。



筆者:リズムコミュニケーター もりぶー(森田孝一郎)


ドラムサークルファシリテーター、ドラム&リズム感(幹)コーチ、リズムdeワンチームビジネスコーチ、ニコリハリズムヘッドトレーナー、リズム講演セミナー講師、リズムイベントプロデューサー、ジャズドラマー、エイトビート特訓


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